園のこだわり

子供の育ち

2019/06/19

 令和元年6月19日(水)

 

 6月も半ばが過ぎました。月日の流れの早さを感じますね。6月は、祝日はありませんが、季節の記念日は沢山ありますね。6月1日は、衣替え!そして、山王幼稚園では親子ふれあいデーがありました。4日は、虫歯予防デー、10日は、時の記念日、16日は、父の日、22日は、夏至の日、、どれも大切な日ですね。私達はその、一つ一つの記念日の意味をわかりやすく伝えています。お家でも持ち帰った時計を見たり、それぞれの記念日についてお話をしていただけたら嬉しいです。

 

 さて、6月この頃の子供達です。雨の晴れ間ふと、園庭を見ると、つぼみ組のお友達が走り回って遊ぶ姿をみました。入園したばかりのときは、歩行もおぼつかなかったのに今では地に足をしっかりとつけて、担任を追いかけたり、好きな遊具を目指して走って行く様子にびっくりしました。みんなは小さくても確実に大きくなっているのですね。

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 そして、事務室の両隣にいるいちご組のお友達も、4月は泣き声でいっぱいだったお部屋から、かわいい歌声が聞こえてきたり、いちご組全部で体操をしていたり、メロディオンを練習していたり、先生を真っ直ぐみてお話を聞いている姿にやはり驚かされます。まだ、生まれてきて、2年、3年の小さなみんなの育ちに感動と、癒しを毎日もらっています。

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 お家の皆様は毎日の育児でお子様の変化や育ちが、わからないかもしれません。私も子育て真っ只中の時は、日々の生活に追われて、毎日感動するなんて思えない感じでした。

 

 子育ても終わり、孫と同じ年齢のつぼみ組のみんなをみたり、子育てエッセイを読んだりすると、本当に愛おしい時間だったんだなあと後悔します。

 

 今日は、そんなエッセイ集の中の文章を載せてみます。

 

 子供が産まれた!!元気で産まれてくれた事に感謝し、我が子の顔を見ているだけで幸せだったはずなのに、段々と日々の忙しさの中で子供の気持ちは二の次になり、子供の為と思いながら、自分の思う様に指示をしたり、指図したり、笑顔でばかりいられなくなり、心の余裕もない事があったと思う。

 

 産まれた時は、ただただいてくれるだけで幸せだったのに、こんな子に育って欲しい!あんな子になって欲しい等と、親の考えを押し付けている事はありませんか?

 

 一人ひとりこの世に産まれて、精一杯生きている子供達、他人と比べるのではなく、親の考えを押し付けるのではなく、子供達がその子らしく生きていける様に願いたい。

 

 困難に出会ったときは、自分の力で乗り越えられる力を持ち、嬉しい時は、喜びを分かち合える豊かさを持てる様な、そんな子供に育てていきましょうね。だって、子供は、育つ力を持っているのですから。そしてそれは、その子の人生なのだから。

 

 いかがでしょうか。

 私は心が痛くなる様なエッセイでした。反省しきりです。

 山王ママさんの心にも響いてくれたら嬉しいです。

 何ものにも変えられない我が子!!自分のもとにきてくれた我が子!

 持っている愛情をいっぱい注いで、大切に育てていきましょうね。

 

 教頭 市村恵美子

 

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