ほっこり にっこり 2015/08/05 2015.8.5(水) 毎日、汗がだらだらと流れ落ちるような蒸し暑い日が続いていますが 皆様いかがお過ごしでしょうか(^^)? この時期、何もしなくても体が常にポカポカしていることと思いますが 今日は皆様の心がほっこり温かくなるような保育の1コマをご紹介したいと思います。 写真は年少ももぐみでの午後の様子です。 7月上旬、雨ばかりが1週間ほど続いて気持ちもどこか憂鬱になるような日でした。 帰り支度をしてみんなリュックを背負い、水筒を肩から掛け、その上からカッパを着ます。 ですが、幼稚園に入園して4カ月しか経っていない年少さん。 まだ一人でカッパを羽織ることが難しいのです・・・(ー_ー)!! そこで私が 「誰か周りに困っている子はいないかな?」「いたらみんなで助けてあげてね」 と声をかけると、周りをきょろきょろと見渡す子どもたち。 自分のカッパは後回しにして友達のところに駆け寄る子の姿もありました。 自分でカッパを着られた子は困っている友達のところへ行き、 片方の袖を持ってくれたり、順番こでボタンを留めあったり…。 中には一人の子を3人がかりでお手伝いしている子たちの姿もありました(笑) 「私この子のカッパやるから、あなたはあっちの子を手伝ってあげて」 と指示を出してくれる女の子もいて その大人のような口ぶりに話を聞いていた私もつい笑ってしまいましたが、 年少さんでもここまで周りを見て気付けること、友達の為に動けること、助け合えること、 人への思いやりの心がきちんとある、ということに感動しました。 生まれてまだ3、4年しか経っていない子どもたちですが みんなで助け合って問題を解決する力があるという事を子どもたちから教えられました。 大人でもつい忙しいと自分の事ばかりになりがちですが、それではダメなんですよね・・・ 子ども達から改めて気付かされました。 雨降る午後のひと時でしたが、そんな子どもたちに色々な事を教えてもらった 私の心はほっこり温かくなり笑顔がこぼれた素敵な瞬間でした(^^) もも組 岩田仁美