命はどうして大切なの? 2015/11/10 H27.11.10 さくら3組さんでは先日、担任の里沙先生が『命はどうしてたいせつなの?』 という絵本を家から持ってきて、読み聞かせをしてくれました。 何やら難しく大きなテーマ… 「命ってどうして大切なの?」そう問われたら、大人の私でもスラスラ答える自信はなく、しどろもどろになってしまいそうな問いかけです。 5~6歳の子どもには、ちょっと難しいかな…?と思いながら、読み聞かせの場を見守っていたのですが… 見てください!!子どもたちのこの真剣な表情!! 「いただきます」でもらう命。 もらった命で、出会いふれあうたくさんの命。 たとえ心が、箱の中にとじこめられてしまうようなつらいことにぶつかったとしても、「ありがとう」を伝えてきた数だけまわりにはたくさんの人たちがいてくれる。 子どもたちなりに絵本の内容を受けて色々考えているような、そんな真剣な表情で最後まで見入っていました。 絵本を読み終えた後、みんなで「だから一人一人の命は大切なんだね~。」と振り返ると、 「お友達にやさしくするー!」 「したことは返ってくるんだよ!!」 という声が子どもたちからあがり、最後にはさくら3組さんでいつも唱えている言葉… 『やさしくすると やさしくされる やさしくされると やさしくしたくなる』 に巡りつきました 🙂 この絵本、「いただきます」「ありがとう」の言葉の持つ力や意味をあらためて考える機会にもなり、読んだ後は「なるほど~」と心の中にストンと入ってくる、なんだかひとついいことを知った気分になれる、そんな絵本でした。 もし、本屋さんや図書館などで目にする機会がありましたら、是非手にとってみてください♪ 汐文社 『こころのえっ?ほん 命はどうしてたいせつなの?』 作:大野正人 絵:ハラ アツシ 監修:出口 保行 田口 衣美