ママのま 2016/11/22 H28.11.22(火) 秋の深まりを感じる今日この頃です。だんだん寒くなり 風邪などがはやり始めました。 さて、二学期から年中さんのミッキールームのお手伝いをしています。 文字の書き取り、計算のやり方、メロディオンの個別指導など 子どもたちと関わる時間がふえました。 ひらがなのフラッシュカード(1枚にひらがな一文字が書いてあるカード) の 読み上げをやっている時に必ずと言っていいほど出てくる言葉があります。 それは「ま」という文字の時です。 私が「ま」の字のカードを出すとほとんどの子が「ママのま」と言います。 そしてその後「ママ大好きなんだぁ」「昨日ママとお買い物行ったんだよぉ」と お母さんとのお話をしてくれます。 ほかの字の時は「りんごのり」「かめのか」などとどんどんカードを 読んでいくのですが「ま」の時は必ずと言っていいほど止まりお母さんの 話になります。子どもとのたわいもない話の中にお母さんとの楽しいことや 大好きなことがとても伝わってきます。子どもとのほのぼのとした会話に 私の心もほっこりとします。子どもは本当にお母さんが大好きです。 でも子どもが「お母さん、お母さん」と追いかけてくれる時期はほんの少しなのです。 小学校に上がりだんだん成長してくると自立して親離れしていきます。 私自身も振り返ると幼稚園時代が一番自分を追いかけてくれていた時期でした。 ただそのころは仕事、家事と追われじっくり子どもと向き合ってあげることが できませんでした。今考えるとこの宝物のような時間をもっと大切にしておけば よかったなと思ってます。 少しくらい家が散らかっていても、ごはんが多少手抜きでもよいのではないでしょうか。 まだ乗せられる小さなわが子を膝にのせ、楽しい語らいの時間を作っていただけたら 私のような思いは決してしないと思います。 おかあさん、今ですよ!! 子どもとの宝物のような時間は!! 園長 小山容子