名前 2016/11/24 H28.11.24(木) 今月もあと一週間で12月!!何と1ヶ月後はクリスマス・イブ、月日の流れはなんと早いのでしょう。 月日の流れを早く感じると言う事は、新鮮な事がなくなるから・・・と、TVのアナウンサーが言っていましたが、確かに年を重ねると「初めて」の経験はどんどん少なくなりますね。 それでも、私達は園児の「初めて」に遭遇、共有する事で感動を沢山与えて貰っています。有り難い事ですね。毎日同じ一日はなく、必ず笑ったり、怒ったり、感動したりを与えてくれます。でも、そんな中、あと1ヶ月で今年も終わりかと思うと流れる月・日にやっぱり速さを実感します(笑)だからこそ時間を大切にしなくてはと思わされるのもこの時期かもしれませんね。 さて、今回のブログは、名前について記載致します。 年長児には、「ポエム」という大切な事を考えて自分の気持ちを書いてみる活動(保育)の時間があります。それは、子供達に知って欲しい想いや、詩、それらを伝えて子供達自身に考えさせ、その気持ちを一言書いてみる、、、というものです。幼くても感じる気持、それを言葉にだしてみる、とても大切な事だと思っています。このポエムは、大人になった時に読み返し、5・6歳で感じた事を懐かしく想い感じることと思います。 そのポエム、今月は、ご父兄にもお願いした『名前の由来』です。 子供達は、自分の名前について改めて考えてみました。名前のポエムは何年か前に私が考え、担任を持っていた当時の子供にも伝えていました。年月は流れてもポエムの原点は変わらないです。自分の名前、いつも呼ばれている名前、なぜその名前になったのか、どんな意味があるのかを今回、知り考えました。担任の先生から1人ずつお家の方が書いて下さった名前の由来を教えてもらい、それを聞いて感想を書きました。みんな自分の名前を見直し、大好き、誇りに感じた表情をしていました。 浜文子さんの詩『名前を付けた日を忘れない』があります。 “家族になるためにやってきた我が子、一緒に過ごす時間の中でつい忘れがちになるのが名前に込めた深い想い。人は名を呼ばれ、呼びかけられて自分になっていきます。心を込めて呼びましょう。可愛い、大切な、あなたの子の名を。そして、名前を決めた日、決めるまでの日々の愛を繰り返し思い出しましょう!”と、書かれています。心に響く詩ですね。 当たり前に呼んでいる我が子の名前、今回、由来を書いて頂いた際、「あの時」を思い出して頂けたでしょうか。いえ、思い出して頂けるのなら、、、今!でも構いません。色々な方が我が子に対して、期待、楽しみ、幸せを与えてくれた出産、そして命名、あの時を、いちご組、年少、年中、そしてこのブログを見て下さっているパパ・ママも時々思い出して下さい。 目の前にいる愛おしい我が子に優しく呼びかけてみて下さい。何物にも変えられない宝物の名前を・・・・・・・・。 話は変わりますが、先日、いちご組のS、N君のお母さんが『いのちの花』の絵本を是非、園児さんにと、貸して下さいました。球根を通して命、あきらめない気持、幸せは自分の心が決める、そんな事を、絵本は教えてくれました。年長さんに読み聞かせしていきます。彩香先生のブログに書かれていた「ママのスマホになりたい」を書いた著者・のぶみさんの絵本です。のぶみさんの絵本は、ユーモラスな中に心に沁みる場面がありとても素敵な絵本です。Nさん、大切な絵本を貸して頂きありがとうございました。 冬本番、寒くなってきました。来月はクリスマス発表会も控えています。風邪など引かれません様、体調管理よろしくお願い致します。毎日元気で来てくださいね! 教頭 市村恵美子