園のこだわり

子どもの気持ち

2017/01/26

H291.26(木)

 1月も下旬、月日の流れは早いですね。1月はい行く月、2月は逃げる月、3月は去る月と言われています。昔からこの時期は1日が早く感じられていたのでしょうか。
私達はこの時期、特に思う事、1日1日を大切に過ごしていきたいということです。年長担任は勿論、どの学年の担任も1年間共に過ごしてきた子供達との別れは寂しく、切ないものです。1人1人の笑顔を心に刻む様に日々を大切に過ごしていきます。
お家の皆さんも、1日1日を大切に、お子さんの成長を楽しみに日々過ごして下さいね。

さて、今日のブログは、「わかって欲しい私の気持ち」(日本女子体育大学教授江幡玲子先生のエッセイ集より)を載せてみたいと思います。わかっているようでわからない子供の気持ち、、、。読んで頂いたら、少しでもそうかな?気にしてみようかな?と、思って頂けたら嬉しいです。

          5つの '' と3つの

もし、お子さんに何か困ったことがあった時、5つの  ''の点検をして下さい。
この中のどれかがもしかしたら不足しているかもしれません。
1、 愛しているよ
2、 慌てないよ
3、 焦らないよ
4、 諦めないよ
5、 安心していいよ
愛しているよと言いながら目と目を合わせる時間が不足していたり、にこってするのを忘れていたりしていませんか?
慌てて、イライラしてもうどうなってもいいなんて思ったりしていませんか?
安心していいよと言いながら放り出したり、意地悪したり、感情的に怒っていませんか?
口うるさく怒ってみても、子供の心が見えなければいくら頑張ってみてもいい結果にはならないと思います。いい結果にならなければますます焦ってしまい、結果は悪くなり、そして、子供の心は見えにくくなってしまいます。

3つの

生まれて来て良かったね!病気のときは心配したよ!
元気に育って嬉しいよ!そんな言葉を支えに人は生きているのではないでしょうか。
反対のことを言われたらどんなに😢悲しい事でしょう。親だって同じだと思います。子育ては大変な仕事です。大変だからこそ価値があるのです。わからなくなったり、困ったり悩んだりしたら、1人で抱え込まず、ほんのちょっとだけ他人の力を借りてみるのもいいですね。担任や、私達職員、専門家と言われる人に相談してもいいですね。ゆっくり安心して相談すると、、、3つの''が、取り戻せます。
1、 ゆとり
2、 ユーモア
3、 勇気
この3つがあればきっと子供の心が見えてくるでしょう。
子供達はそんなお母さんを待っているのです。
どの子もいい子になりたいのです。

大切な我が子、わかってはいても毎日の子育て、イライラしたりつい、叱ってしまう事って沢山ありますよね。(私もそうでした)でも、そんな心が飽和状態になった時にほんの少しでいいので、この5つの '' と、3つの '' を、思い出して頂けたら嬉しいです。
子供達はお父さん、お母さんが誰よりも大好きです。親を大切に思い、必要としてくれる今を大事にして欲しいと思います。
子供にかける言葉にもちょっと気をつけてみて下さい。
言葉には言葉に宿ると信じられた霊的に力があると言われます。それを言霊と言います。
良い言葉を使えば良い言霊となり、悪い言葉を使えば悪い言霊となります。
親が「お前はなんてダメな子なんだ」と、言ってると本当にダメな子になります。
愛する我が子には、沢山の優しく温かな言葉をかけてあげましょうね。

インフルエンザが猛威を振るい始めました。学級閉鎖のクラスも出ました。皆さんも手洗い、うがいを励行し、気をつけてくださいね。

絵本の貸し出しを、引き続き行っています。読んでみたい方は、気軽に市村まで、または担任を通してでも伝えてくださいね。

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教頭 市村恵美子

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