園のこだわり

ありがとうございました。

2017/12/22

2017.12.22(金)

今年も残りわずかとなりました。

師走はみなさん忙しい月ですね。

インフルエンザも流行ってきている様なので、

体調に気を付けてお過ごし下さい。

 

子ども達はクリスマスを楽しみに待っているのかな~?

私にもサンタさん来てほしいな~・・・

以前教室でサンタさんの話をしている時、

『先生はサンタさんにどんなお願いをするの~?』

と聞かれました。

『先生はもう大きくなっちゃったから、サンタさんはきてくれないんだ~』

と伝えたら、

『じゃあ、先生にもサンタさんが来るようにお願いしとくね!!』

と言ってくれる子がいました。今年は来てくれるかな~・・・(笑)

 

最初から脱線をしてしまいましたが、

今日は、『先生方にありがとうございました。』

をテーマにしてブログを書きたいと思います。

 

以前にも他の先生がブログで書いていたので

内容が少し被ってしまう事もありますが、ご了承下さいm(__)m

 

クラスに絵本を読みにきてくれた先生がいました。

まずは和美先生。

和美先生のブログでも紹介がありましたが、

おかあさん目線の絵本を読みに来てくれました。

 

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ちょうどその時、

子ども達にお互いを思いやる気持ちを持ってもらいたいな、

と思っていて、もうすぐお母さんになる和美先生から、

何かお話しをしてもらいたいな、と思いお願いをするとすぐに来てくれました。

日々、子ども達に伝えてはいても、他の先生から伝えてもらうと、先生からの伝え方も子どもの感じ方も違います。

和美先生が読みに来てくれた時、子ども達はもちろん真剣に聞いていました。

『僕のお母さんもこうやって思ってると思う』

『私はこういう人になりたい』

等と様々な呟きをしていました。

 

以前和美先生のクラスだったお友達もいたので

『今日和美先生に久しぶりに絵本を読んでもらえて嬉しかった!!』

と言っていた子もいました。

 

みんなお父さんお母さん、周りの人から沢山愛されて、思われて生きているんだよ。

みんなそれぞれ思われて生きているのだから、周りのお友達も大切にしようね。

 

そんな事を子どもに伝えてくれました。

 

そして次はちえこ先生がきてくれました。

以前ちえこ先生もブログで紹介してくれた、

『かぜのでんわ』を読みに来てくれました。

 

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まず地震の話をしてくれました。

地震で多くの人が亡くなった事、多くの人が今も苦しんでいる事、

それから、3.11の時の幼稚園での様子も話してくれました。

避難訓練をふざけてやっている子は誰もいませんが、

更に真剣にやらなくてはいけない事が子ども達なりにも理解できたと思います。

 

絵本は亡くなってしまった人にお話しができる電話がある。

という内容でした。

亡くなってしまったら、お話しはできないけど、

心がつながっているよ。という絵本でした。

 

今の子ども達は『死』より『生』の方が

まわりで体験する事の方が多いと思います。

なので、人がいなくなる、あえなくなると言うのはなかなか理解が難しい事かもしれません。

私自身、小学生の頃に祖父を亡くした時、実感があまりありませんでした。

 

ですが、今の子ども達なりに理解して、あえなくても心は繋がっているんだね。

自分が思っていれば、繋がっていられるんだね。と思ってくれたと思います。

 

離れていても心は繋がっている。

生と死とは違いますが、卒業してもみんな心は繋がっていてほしいなと思います。

 

和美先生もちえこ先生も以前のブログで紹介してくれているので

まだご覧になっていない方は是非ご覧になってみてください。

 

次に市村先生が絵本を読みにきてくれました。

『はなになりたい』という絵本でした。

 

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他の動物を食べなくては生きていけない嫌われもののライオンが

うさぎの親を食べてしまい、そのうさぎの赤ちゃんを我が子のように育て、

最後には大切なうさぎの子に申し訳なく、他の動物が食べられなくなり、死んでしまう絵本でした。

 

みんなは命をもらって生きているんだよ。

食べる前の『命の恵に感謝して頂きます。』

はその事をいっているんだよ。と伝えてくれました。

 

この絵本もとても胸が熱くなる絵本でした。

私のクラスでは絵本を見て泣いている子もいました。

 

以前、命の恵に感謝ってどういう意味だか分かる?と子どもに聞いた時、

分かっている子もいれば、うーん・・・という子もいました。

そのときにも説明はしましたが、市村先生が絵本を読んでくれた時の反応とは

全然違いました。

 一時だけでなく、何度も話をしていても、一回の絵本でこんなにも

子ども達の反応が変わるんだな、と思いました。

 

あやか先生もブログで書いていましたが、

3人の先生が読んでくれた絵本はどれも命に関係する絵本でした。

 

言葉で伝わる事もありますが、

絵本で見て、聞いて伝わる事も沢山あると改めて感じました。

 

そして私自身とても勉強になりました。

担任をもつと、なかなか先輩の先生、他の先生の保育を見る機会が少ないです。

その中で3人の先生が教室にきて、絵本を読み、話をしてくれて、

こんな伝え方もあるんだ、こうやって子どもに伝えればいいんだ、

ととても勉強になりました。

 

子どもも私も多くの事を学び、感じることが出来た素敵な時間でした。

 

和美先生、ちえこ先生、市村先生、ありがとうございました。

そして是非、保護者の皆様も機会があれば絵本を手にとってみて下さい。

 

 

また、加藤和美先生、杉﨑有貴先生が産休に入られました。

2人の先生に沢山お手伝いをしてもらい、助けてもらいました。

 

年長組ではお別れ会をやりました。

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一人一人手紙をかき、それをクラス毎にまとめてプレゼントしました。

和美先生も有貴先生も

いつも子ども達のため、幼稚園の為に一生懸命に働いてくれていました。

沢山の事に気が付いて、手伝ってくれたり、アドバイスをしてくれたり

励ましてくれたり、褒めてくれたり・・・

そんな先生達の姿から沢山の事を学びました。

 

 

赤ちゃんがお腹の中にいて、思うように体が動かない時もあったとおもいますが、

いつも笑顔で子どもたち、私達を助けてくれました。

本当にありがとうございました。

 

頻繁にあえなくなるのはさみしいですが、

新しい命の誕生が楽しみですね。

元気な赤ちゃんをうんで、またあいに来てくれるのを楽しみにまっています!!

本当に、本当に、ありがとうございました!!!

 

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さくら1組

柏原 由依

 

 

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