園のこだわり

やなせたかしさん「アンパンマン」より

2018/07/11

平成30年7月11日(水)

 

 梅雨明けして、又、梅雨に逆戻りした様な先週の天気、今週は日曜日から夏日、、、、、、、そして、台風、、、、、、、。被害に遭われた方が沢山出た異常な豪雨、本当に自然災害の恐怖を感じると共に被害に遭われた方のご冥福をお祈りいたします。元気で過ごせることに感謝しなくてはいけませんね。

 

 さて、今日は、園庭にやぐらがたちました‼。園舎の建て替え工事であきらめかけていたやぐら!もう、ご父兄の皆さんも、仕方ないと思っていられたでしょう。でも、園長、理事長先生と私達職員は、ホールで行うにしても例年通り外で行う時と同じ様に、ワクワク感や、お祭り感を出してあげたい‼ホールで行うなら、舞台を真ん中にも作ってあげたい‼とか、提灯を一杯飾ったらどうか?等々考えていました。狭くなったけれど、園庭にはやぐらはできないのかな?そんな中で現実にやぐらが立ちました。諦めない心を毎日伝えている私達が、簡単に諦めてしまうのはおかしいですよね。例年とは少し違い、不便さや、狭さもあると思いますが、子供達は、絶対いい顔をして踊ってくれるとおもいます。ご家族で楽しんでいただけたら、嬉しいです。

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 さて、今日のブログ、タイトル通りやなせたかしさんの詞、「アンパンマン」より心に響いた事を載せさせて頂きます。私には1歳8ヶ月の孫がいます。その孫が何よりもアンパンマンが大好きで、1歳4ヶ月の頃は「パンマン」としか言えなかったのに今でははっきりと「アンパンマン」と言い、ビデオや音楽を楽しんでいて、その成長も喜びながら、私もついついアンパンマンの曲に聴きいってしまうことがあり、その歌詞を改めて文字にしてみた時に何て素晴らしいメッセージが込められているのだろう!!と、感動してしまいました。耳に残る歌い継がれてきた馴染みのあるアンパンマンの曲、息子が孫と同じ位の時から聴いてきた曲、今、29年経ってもなぜ色褪せず心に響くのでしょうか。曲はもちろんですが、この詞こそが、昔も今も世の中がどんなに激動しても変わらない、変わってはいけない気持ちが込められているからなのかもしれません。

 

歌詞全部は長くなりますので抜粋して載せます。

 

【アンパンマンのマーチより】

 1.そうだ、うれしいんだ生きる喜び、たとえ、胸の傷が痛んでも

   何のために生れて、何をして生きるのか

   答えられないなんて、そんなのはいやだ

   今を生きることで、熱い心燃える、だから君は行くんだ微笑んで

 

 2.何が君の幸せ、何をして喜ぶ、わからないまま終わる、

   そんなのはいやだ!

   忘れないで夢を、こぼさないで涙、だから君は飛ぶんだどこまでも

   そうだ!恐れないでみんなのために、愛と勇気だけが友達さ

 

   時は早く過ぎる、光る星は消える、だから、君は行くんだ微笑んで

   そうだ!うれしいんだ生きる喜び、たとえ、どんな敵が相手でも

 

 今までは何となく聴いていましたが、歌詞をよく読むと、生きるとは、正義とは、そして、夢を持つ、目標を決める、人を大切にすること、などが伝わってきます。この、アンパンマンマーチは、東日本大震災の時も人々に勇気を与えたと言います。

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 大地震で恐怖に震え、親から離れられない子供、親もどうしていいのかわからない、そんな時にラジオから流れてきたこの【アンパンマンマーチ】を聴いた子供達が、喜んで歌いだしたそうです。その姿に、子供には未来があるんだよ!だから、親は頑張らなきゃいけないんだ。子供を守って生きていかなきゃならないんだ。と、励まされ、特に2番の歌詞が心に突き刺さったと言います。

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 私も孫を通して改めて、【アンパンマンのマーチ】から色々考えさせられました。深いメッセージは、やなせたかしさんの歌、本、詩集、全てに含まれています。沢山の作品があり、私は、今年の夏休みは、やなせたかしさんの世界に浸りたいと思っています。

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 ご父兄の皆さんも、子供には自立できる子、自分の夢や目標をしっかり定めて頑張る事を伝えてあげて下さい。歌詞の中、、「何のために生まれて、何をして生きるのか」と、ありますが、人生の目標、生きてる意味を大人である私達親が、自らを振り返り、行動し、生活していかなくてはと思いますね。子供は親の背中を見て育ちますから、、、、、、、、。長々と読んで頂きありがとうございました。

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やなせたかしさん 2013年10月13日にご逝去 94才

 

教頭市村恵美子

 

 

 

 

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