理念ブログ~理事長の耳と園長の目~

創立記念日に寄せて

2018/12/04

 今日は山王幼稚園の50回目の創立記念日です。

50年前に両親が伊勢原に「世界に通用する子どもたちを育てる幼児教育を!!」と熱い思いで山王幼稚園をスタートさせた日です。当時中学生だった私は両親が一生けん命に奔走していたことをかすかに覚えています。

ちょうど50年前の今頃、現在と同じように本館を建築中でした。そして50年目の節目の年に来年度から新たにスタートする「認定こども園」の園舎を建築していることに何か不思議な縁を感じます。新たに建物が出来上がっていく様子を見ていると当時の母も今の私と同じような思いで建物が出来上がっていく様子を見ていたのではないか、これからの幼児教育のためにどんなことをしようか、建物の完成に自らの夢を乗せて見つめていたのではないだろうかと思います。どんなに年月が過ぎても子どもを育てる根本は変わることはありません。両親が築いてくれたこの幼稚園をこれからも大切にし、お預かりしている子どもたちを自分の子どものように思い、子どもたちが未来に向かって輝いて生きていかれるよう大切な心を育てるために職員と力を合わせていこうと思っています。

来年度からは小さなお子様もお預かりすることになり、お預かりする期間も3年から5年に延びていきます。「自主自立」の心、人を思いやる「利他の心」を子どもの心にしっかり植え付け、将来社会で誰かしら必要とされる人生が送れるような子どもたちに育てていきたいと思っています。

おうちの皆様、日頃のご協力、ご厚情に感謝しながらこれからも温かいご支援をお願い申し上げます。

園長  小山容子

 

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