理念ブログ~理事長の耳と園長の目~

   嬉しい訪問者!!

2019/02/26

 今年度の生活発表会はインフルエンザの蔓延で学級閉鎖になってしまったクラスも先週の金曜日ですべて無事終わることができました。日々の積み重ねによって子どもたちはたくさんのことが出来るようになり、あらためて子どもの力は無限大と感じさせてもらえる発表会でした。

 すべてのクラスの発表が終わった金曜日の夕方6人の青年が「こんにちは!!」と訪ねてきてくれました。彼らのうちの一人が前週に「サプライズだから平野先生には内緒にしていてね」と平野先生の空き時間を聞きに来ていました。そして翌週友人達6人で連れだって来てくれたのです。彼らの在園中に関わっていた市村先生、原島先生とも一緒にひとしきり懐かしいおしゃべりをしました。高校3年の彼らはそれぞれが目標をしっかり見つけ大学、専門学校、自分のやりたい仕事に就職とみんな未来に向かって進んでいることがわかり本当に嬉しかったです。彼らは幼稚園時代から小学校6年生までスポーツクラブを続け、スポーツクラブの先生に卒業の報告に来たのです。サプライズで訪ねてもらった平野先生もどんなに嬉しかったことでしょう。平野先生はスポーツクラブでただ体操を教えているのではなく子どもの心に大切なことを体操を通して熱い思いで伝えてくださっています。その思いは確実に彼らの心に届いていたのでしょう。「自分たちの成長した姿を見せよう!進路も先生につたえよう!!」と訪ねてくれたのです。思いを込めて育てれば子どもたちの心にも必ず伝わるのですね。

 一人一人がしっかりと人生の目標を見つけ頑張っていこうとしていることに本当に嬉しく心より応援したいと思いました。「成人式の時にも顔を見せてくれたらうれしいな」と言ったら元気よく「うん、また必ず来るよ!!」と約束してくれました。彼らがいずれパパとなりその子どもたちが入園してくれる日まで頑張ろうかな?と心ひそかに思った私です。教師の仕事には果てしなく未来に喜びが待っていると思うと本当に恵まれた仕事をさせてもらっているとあらためて感謝したいと思う出来事でした。

 

園長 小山容子 

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