理念ブログ~理事長の耳と園長の目~

新年度スタート

2019/04/24

新年度がスタートして1か月が過ぎようとしています。今年度より認定こども園となり1歳の小さなお友達も迎えにぎやかに新学期がスタートしました。小さなお友達の涙もようやくとまり少しずつ笑顔も増えてきて楽しそうに遊んでいます。

さて、伊勢原山王幼稚園は今年度で創立51年目がスタートしました。4月20日に保育棟の竣工式と創立50周年の記念式典を行いました。50年間子どもたちの育ちを見守っていた旧本館も新しい保育棟に生まれ変わり、これからも子どもたちの様子を温かく見守ってくれることでしょう。50周年を迎えられたことは本当にたくさんの方々のお見守りとご協力があったからこそとあらためて深く思い、心より感謝したいと思いました。50周年の記念式典で先代の園長の頃の役員さんに「よく頑張ったね。きっと園長先生も喜んでいるでしょう。」などと声をかけて頂き思わず涙がこぼれてしまいました。母は常々「本館を立て直すのがあなたの大事な仕事!!」と言っておりました。今回保育棟として本館を立て直すことが出来てひとつ大きな責任は果たせたかな?と思っています。

私がこの園に勤め始めて40年以上の月日が流れました。あっという間の40数年だったように思います。たくさんの子どもたちと出会い、たくさんのご父兄に支えて頂き過ごしてきました。楽しかったこと、嬉しかったこと、悲しかったことがたくさんあり、子どもたちを育てさせていただきながら本当は私自身が育てられてきたようにも感じます。「人は決して一人では生きられない」とつくづく感じます。

これまでたくさんの皆様にいただいたご恩をこれからも子どもたちに注ぐ愛情でお返ししていきたいと思っています。お預かりしているお子様たちを「自立した心を持った子」「利他の心を持つ子」に職員と心を一つにして育てていこうとあらためて強く思っております。平成から令和へと時代は流れていきますが子どもたちを育てていく理念には何のゆらぎもありません。これからも幼児教育の道をひたすら歩いてまいります。

園長 小山容子 

 

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