感謝をしてご飯を食べましょう! 2019/09/25 令和元年9月25日(水) 台風15号の影響で、千葉では、大規模停電、断水が続き、いまだに大変な思いをされている方が多くいます。風速57メートルの風により屋根が飛ばされ、ブルーシートに覆われた屋根が並ぶテレビのニュ―スを見るたびに、自然災害の恐ろしさと、被害の大きさに驚くばかりです。自然環境の変化が地球上のあちらこちらで起こっている現在、他人事ではありませんね。私の母の実家も千葉にあり、テレビでニュースを見るたびにどうしているかと気をもみ、胸が痛みました。 早く全面復旧ができることを願っています。 さて、毎月子供たちは詩を読んだり、心のふしぎのお話を読み、なぜ?どうして?とみんなで考えています。9月は「なぜ、食事を残してはいけないの?」をみんなで考えました。 みんながふだん食べている食事には、いろいろな心が込められています。 たとえば、ごはんには、どんな心が込められているのでしょうか。 ・お米を作っている人・・・おいしく育って、食べてもらってみんなを元気にするんだ。 ・太陽、雨・・・僕たちの力を分けてあげるからおいしく育ってね。 ・お父さんお母さん・・・これはいいお米だな。これを食べればあの子はもっともっと元気になるわ。 このように、ごはんだけでも、これだけたくさんの人や、自然の心がつまっているのです。 つまり、食べるということは、身体の栄養をとるだけでなく、いろいろな人や自然の心もいただくということなのです。だから、食べられる分だけよそい、残さず食べましょう。というお話でした。 毎日子供たちは、給食やお弁当を食べる前に、お父さんお母さん、食べ物の命の恵に感謝して食べています。時には、あまり好きではない物を「残してもいい?」と先生に見せにきますが、「挑戦」と言って一口食べたり、食べたら思っていたより美味しいと残さず食べてくれたりします。空っぽになった、お皿やお弁当箱を得意そうに先生に見せ、褒められるとみんなとても嬉しそうにしています。 これからも子供たちには、いろいろな命を頂いて生きている事を感じながら、感謝して食事をしてもらいたいと思います。 運動会まであと3週間になりました。子供たちは3つの敵に負けないよう頑張っています。 砂・・・大地と仲良くなろう 風・・・みんなとどっちが強いか競争だ 太陽・・・太陽から元気を貰おう 特にパラバルーンはこれから園庭での練習が始まります。この3つの敵との戦いに勝ち、みんなのかわいい笑顔の花を咲かせてもらいたいと思います。 鈴木 和代