永年勤続表彰 2020/09/14 令和2年9月14日(月) 二学期も順調にスタートしました。園長室の窓から元気に遊ぶ子ども達の姿を見、声を聞くとほっとします。 山王幼稚園は伊勢原、平塚、二ノ宮・大磯、秦野の各私立幼稚園協会加盟41園の集まりである湘央協会に所属しています。湘央協会では一年に一回「記念大会」として、全園の職員が集い、永年勤続の職員の表彰と記念講演を行っています。今年度はコロナの影響で大会は中止になってしまったのですが、11日の金曜日に職員の前で10人の先生が湘央協会の会長でもある理事長から直接表彰状が手渡されました。鈴木和代先生(40年)・市村恵美子先生(33年)・中村伊久美先生(25年)・岩田真須美先生(20年)・宮嶋純子先生(17年)・加藤和美先生(12年)・杉崎有貴先生(11年)・桜井麻澄先生(10年)・小出香苗先生(10年)・高橋由衣先生(6年)の10名です。 この表彰は5年ごとに表彰があるので昨年も一昨年もやはり20年以上や30年で何人もの先生が表彰されました。長く勤めてくれる先生がたくさんいることが私の自慢でもあります。卒園児がお父さんやお母さんになって訪ねて来た時に自分が教わった先生がいることはとてもうれしく思っていただけるようで、再会に話も弾みます。山王幼稚園の職員は私にとっては大切な家族であり、お預かりしている子どもたちを園の教育理念を共有して大切に育ててくれる仲間でもあります。 そんな金曜日の午後、一通の手紙が届きました。差出人は私の知らない方でした。何だろうと封を切ると近隣の方からのとてもうれしいお手紙でした。 「幼稚園の送迎バスの先生方がこぼれる笑顔であいさつしているお姿に毎回癒されています。幼稚園児と言えば家庭以外で過ごす初めての社会生活ですから、期待と不安でドキドキしながら送り出されていることと思います。でも周りの友達や何より先生方との触れ合いによって、少しずつ安心して「楽しんでもよいところなんだ」と肌で感じて成長していくと思います。・・・・・・・・コロナ禍で園児の命を守るための対策は大変だとは思いますがそんな中でも先生方は明るく輝く笑顔で接してくださっています。懸命に努力をしてくださっている教職員の皆様に感謝をお伝えしたくお手紙を書かせていただきました。」とありました。子ども達に一生懸命に関わってくれている職員に何よりの励ましのお言葉です。さっそく職員にもこのお手紙を披露し、これからさらに子ども達をより良く育てていこうと思いを一つにしました。自分たちの頑張りを見つめてくださっている方がいるという事はとてもうれしいことです。地域の方にも見守られ本当にありがたいと思います。これからもますます頑張っていこうと心新たに思う一日でした。 園長 小山容子