園のこだわり

ありがとうは魔法の言葉

2020/11/30

 令和2年11月30日(月)

 

 今日は11月30日、早いもので明日からは12月!!月日の流れの早さを改めて感じます。

 

 振り返るとコロナで始まった今年、6月の分散登園、6月の入園式、そして、今もなおコロナ禍にいる不安な毎日ですね。第三波が来る、今日の感染者数は!?等々テレビのニュースから聴こえてくるのは恐ろしい話題ばかり、、、、、。幼稚園にきて目の前の子供達を見るとそんな恐ろしさとは全く無縁で無邪気に明るく過ごしていて、ほっとします。この安定な日常がいつまでも続きます様にと願わずにはいられません。

 

 そして、そんな中で感じることがあります。どんなに自粛し足踏みする社会の中でも子供達は成長し続ける。今、この時しかない子供達の成長は止まらない!だからこそ、私達は子供達の為に出来る事を精一杯やる、職員一同みんな同じ気持ちで、日々過ごしています。もう少しでクリスマス発表会ですね。密を避けて4日間二部に分けての発表会ですが、お見せする内容は決して手を抜かず子供に寄り添い、試行錯誤しながら担任達は完成させてくれました。行事は子供達を大きく成長させますが、担任である先生も大きく成長させてくれます。私達クラスを持たない職員は、1番近くで見守り、手伝うことが出来て、とても幸せな気持ちになります。ありがとう!子供達、ありがとう!先生達!!

 

 発表会、全員参加の発表になりますように。楽しみにしていてくださいね

 

 さて、話は変わりますが、先日勤労感謝の日にプレゼントを作りお渡ししましたがいかがでしたか?実は毎年親子ふれあいデーで渡していた子供手作りプレゼント、今年も渡したい!!と、学年リーダーの先生を中心に考えてくれました。家族に感謝の気持ちを持たせたい、みんなが大きくなって、幼稚園に通えて、楽しく安心して過ごせているのは、お父さん、お母さん、家族、周りにいる沢山の人に支えられているからなんだよ。先日の高橋由衣先生のブログの通り、人は一人では生きられない、食べるもの、着るもの、全て働く人がいて生かされている。だから、子供達も大きくなったら、働く人になって支えて欲しい、、担任達はわかりやすく子供達に伝えてくれたと思います。

 

 年長さんは、保護者の皆様以外に美味しい給食を毎日作って下さるミールケアさん、お芋堀りをさせて下さった小泉さん、みかん狩りで美味しいみかんをもがせて下さった飯塚さんにもありがとうのメッセージを書いてくれました。ありがとうのメッセージを書くことで改めて感謝の気持ちが湧いてくると思います。やって貰って当たり前ではなく、やって頂いてありがとうって気持ちが育ってくれたら嬉しいです。ご家庭で「ありがとう」が溢れる日々を過ごしていただけたらいいなぁと思います。

 

 

 相田みつをさんの言葉に・・・「ありがとうは魔法の言葉唱えると幸せの神様がやって来る」というのがあります。

 

 

 ありがとうと言われると言われた人はとてもうれしい気持ちになり、幸せな気持ちになります。でも、それ以上に「ありがとう」を言ったその人自身も幸せな気持ちにみたされていきますね。口に出して「ありがとう」を言うことで自分が支えられている事を改めて感じ、感謝の気持ちでみたされていきます。これも、[幸せの神様がやって来る]と言うことだと思います。ありがとうは、魔法の言葉、感謝の気持ちによって人は成長し、高めていくのだと感じました。ありがとうの数だけ、人生は豊かになるのかもしれません。

 

 長々とお読みいただきありがとうございました。

 

 教頭 市村恵美子

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