✩年長組 日々の様子☆ 2021/05/18 2021年5月18日(火) 5月も半ばになり、園庭にある木々も葉の色が濃くなってきました。最近は不安定なお天気が続いていて、もうそろそろ梅雨の時期がやってくるのかなと季節の変化を感じています。 匂いに敏感なあるお友達は雨が降り始めると「雨の匂いがする!」と教えてくれます。私は雨の匂いをかぐと、小学1年生の頃の登校時を思い出します。雨の中、傘をさしながら6年生のお姉さんと手を繋いで坂道を下っていたら、ツルッと滑って尻もちをついてしまいました。その時手を繋いでいたお姉さんは笑いながら慰めてくれました。皆さんも「お気に入りのカッパや長靴があったな〜」など、雨にまつわる思い出がありますでしょうか? カッパを着て登降園する子ども達の姿はとてもかわいいです♡帽子で前が見えなくなりながらも一生懸命お部屋に向かう姿に心がほっこりします。子どもたちにとって、この何気ない雨の日も思い出に残る一瞬になっていたら嬉しいです。 さて、本日は年長組の生活の様子をお伝えしたいと思います。 年長組では、文字を読む練習として月刊誌と昔話の絵本をクラス全員で読んでいます。 一の指で先生が読んでいる文章をなぞりながらお話を読みます。さらに、少しずつ丸読みにも挑戦しています。一人ずつ句点まで読んで次のお友達に交代していきます。 まだ言葉としてスムーズに読むことは難しいですが、1文字ずつ真剣に読んでくれています。誰一人「読めないよ〜」と諦めてしまうお友達はいなくて、最後まで読み切ろうと頑張る姿勢に私もその姿勢を見習わなければと感じます。 5月の昔話は『したきりすずめ』です。 このお話も指で文字をなぞりながら丸読みをしました。すると、おばあさんがスズメの舌を切ってしまったという場面で、ある男の子がスズメの絵を見て「口から血が出てる」と教えてくれました。 その声を聞いて絵を見てみると、くちばしが少し赤くなっているように見えました。他の子ども達もその事に気づき「かわいそう」「痛そう」などと思い思いの気持ちを言葉にしていました。 私は言われるまでくちばしが赤くなっている事に気づかず、子ども達の観察力はすごいなと驚きました。 昔話の他にも、月刊誌を読んだ時には端っこにいる小さいこいのぼりを見つけたり、屋根の上の猫を見つけて嬉しそうに報告したりしてくれます♪ これからも楽しく文字に触れながら、様々な発見をみんなで共有していけたらなといいなと思います。 また、体操ではドッジボールに取り組んでいます。昨年度の年長さんの姿を見て憧れを抱いているお友達も多く、やる気満々で二瓶先生のお話を聞いていました。 実際に動いてみると、常にボールを見て逃げなくてはいけないためみんな真剣な目でボールを追いかけます。 初めてのジャンプボールにも挑戦しました☆ 園庭遊びの時間には、クラス・学年関係なくドッジボールを楽しむ姿も見られます。 ドッジボールのルールは複雑ですが、ルールを守って試合をすることでより楽しくなる事を少しずつ伝えていきたいと思います。 新型コロナウイルス感染症に関するニュースを毎日沢山目にします。幼稚園でも気を引き締めて、引き続き感染症対策に努めていきたいと思います。 山王幼稚園のお友達、明日も元気に来てね☆幼稚園で待っています! さくら2組 星野 陽奈