園のこだわり

芸術の秋★年少

2021/09/28

 

令和3年9月28日(火)

 

9月も終わり近づき、秋のさわやかな風を感じる時期になりました。その風に乗って外を歩いていると、金木犀の甘い香りがしてきます。この匂いを感じると「秋になったんだな~」と改めて実感します。私が小学生だったころ通学路に金木犀があり、よく落ちているオレンジ色の小さなお花を家に持って帰り、玄関に飾っていたのが良い思い出です。

 

秋と言うとよく「○○の秋」と表現されることが多いですが、みな様は何を思い浮かべますか?食欲の秋、読書の秋とたくさんありますが、今回は「芸術の秋」を紹介します。

 

今月年少さんでは、吉竹先生の絵画の時間があり、「オリジナルバック作り」を行いました。

みんな真剣に吉竹先生のお話しを聞いています。

 

 

 

 

まずは、折り紙を自分の好きな形に破き、のりを使って紙袋に貼っていきます。

「滑り台みたい」「おうちを作りたいんだ」とみんな目をキラキラさせて作りたいものを話してくれました。折り紙を裏表に付け終えたら、折り紙は終了です。

 

 

次は綿棒を使って絵の具で色を塗っていきます。綿棒を見た子どもたちは「耳をこちょこちょするやつだ~」と、嬉しそうに笑っていました。そして、吉竹先生が綿棒を使ってどんなことが出来るか見本を見せてくださいました。

その見本を見た後、子どもたちに綿棒を1人2本配られ、赤・青・緑・黄色の4色の絵の具を使ってバック作りを再開!このとき吉竹先生から「他の色と混ざらないように絵の具と同じ色の綿棒を使うよ」という大切なお約束が!!!子どもたちは、色が混ざらないように集中して絵の具を使っていきます。

 

黄色が好きだから黄色をたくさん使う子や、全色使って「虹色~」と色々な色を使う子等、それぞれ思い思いに作っていきます。途中で色が混ざりそうになっても「危なかった!」と気付く子もいました!

 

点々…と水玉模様を作る子、線を引く子、ぐるぐると大きい丸を描く子と個性が出て、世界に一つだけの「オリジナルバック」が完成しました!!!子どもたちみんなとても満足そうな顔で絵画を終えることが出来ました!

 

小さな手で一生懸命作る姿がとても愛おしかったです♡

このバックを持ってどんぐりや葉っぱ等、素敵なお土産を入れる子どもたちの姿を想像するととってもかわいいです!

バック作りに必要な準備と、楽しい製作を考え教えてくださった吉竹先生、本当にありがとうございました。

 

 

今回は芸術の秋でしたが、10月には運動会もありスポーツの秋でもあります!子どもたちも運動会に向けてとても頑張っています。コロナウイルス感染症予防の観点から制限された中での開催となりますが、子どもたちの活躍する姿をお楽しみにしていてください。

 

たんぽぽ組 松本彩音

 

 

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