二学期の終わりを迎えて 2021/12/17 令和3年12月17日(金) 園庭の銀杏もすっかり冬支度を整えたように思います。 早いもので今年ももうすぐ終わります。クリスマス発表会が終わり子どもたちはまた一つ自信をつけたように感じます。毎日一生懸命に練習をしてたくさんの皆様の前で発表し、お客様に応援と拍手をいただいた事で子どもたちの心は達成感で満たされたのでしょう。 子どもたちの頑張りを見てその姿に涙する職員をみると彼女たちも頑張って指導し、子どもたちとともに過ごしてきた日々が報われたという充実感で満たされていたのだと思います。まさに教えた子に職員の心も育てられていると実感しました。 先月の終わりに理事長の発案で職員の終礼の時間に毎日一人ずつ3分スピーチをすることになりました。テーマは、身の回りの嬉しかったこと、驚いたこと、悔しかったことなど自由に自分の感じた話をみんなの前でしてもらっています。 家族の事、出勤時に感じた嬉しい事、クラスの子ども達からかけられた嬉しい言葉、小さいクラスでは以前よりぐっと子どもが成長してきた喜び、内容は様々です。一番多かった話はやはり子どもたちの成長、頑張りに出会ったことでした。自分のクラスの子どものことを他の職員の前で話すことで一人一人の子どものエピソードやクラスの成長を職員全員が共通認識できることはとても素敵な事だと思いました。まさに一人一人の子どもを園全体で育てられる嬉しさを感じました。 職員の話からも子どもは日々成長しているという事、まだ4歳、5歳と小さくても豊かな感性と深く考えられる心、何かにぶつかっても頑張ろうというパワーをたくさん秘めていることがよくわかりました。 これから冬休みになります。お忙しい時だとは思いますが子どもにはたくさんのお手伝いをさせてください。まだ小さいからと何もやらせないのではなく、できる事をやらせてください。誰かのために何かをしてあげたいという心は小さくてもしっかり持っています。そして頑張ってくれたことをたくさん誉めてあげてください。 「利他の心」が育ちます。 コロナもまだまだ油断できません。風邪やインフルエンザにも気を付け、事故にあわないよう十分気を付けて頂き楽しい冬休みをお過ごしください。 三学期に元気な子どもたちに会えるのを楽しみにしています。 どうぞ良いお年を・・・・ 園長 小山容子